彦根の夢京橋キャッスルロードにある「THE BANK HATAGO HIKONE(ザ・バンク・ハタゴ・ヒコネ)」(彦根市本町2)に4月10日、新たな観光スポット「わるにゃんこ彦福堂」がオープンした。
「金(ゴールド)」と「招財」をテーマにした空間で、彦根仏壇の伝統工芸士が手掛けた総金箔押しの宮殿=わるにゃんこ彦福堂
彦根城の世界遺産登録を祈念する観光スポットとして、2月22日に「HATAGO HIKONE別邸」にオープンした「ひこにゃん彦福堂」に続く第2弾スポット。
もともと銀行として使われていた建物で、1階をイタリアンレストラン、2階をホテルとして改装し、昨年7月にオープンした複合施設。今回、新たにオープンした「わるにゃんこ彦福堂」は、1階のレストラン奥にある元金庫室(約4メートル四方)で、「金(ゴールド)」と「招財(財を招く)」をテーマに、宮殿や床、壁など室内が金色で彩られた非日常的な空間となっている。
金庫室の入り口は銀行当時のままのステンレス製の重厚な扉で、中に入るときらびやかな金色の世界が広がる。彦根仏壇の伝統工芸士が手がけた「純金箔(はく)押し」の宮殿の中央には、金色に輝く「わるにゃんこ将軍」が鎮座。金色の装備品(荘厳具)や俵、おみくじわるにゃんこ・ひこにゃんが並ぶ。
オープニングセレモニーには、一圓興産の一圓泰成社長、原作者でもへろんスタジオの社長・櫻井瑛さんのほか、田島一成彦根市長らが出席した。大洞弁財天(おおほらべんざいてん)長寿院の岡田容玄副住職による祈とうと魂入れの儀式も執り行われ、ひこにゃんとわるにゃんこ将軍も会場に駆けつけた。
当日は小雨が降る中、岡田副住職は「雨は仏教で『慈雨(じう)』とも呼ばれる。地が固まり、皆さまの思いが結束して、彦根城の世界遺産登録が実現することを願っている」と語った。櫻井瑛さんは感謝を述べ、「これからも彦根の街と関わり続ける楽しい未来にわくわくしている」と話した。
同施設には彦根城世界遺産登録への寄付金箱も設置。金の「おみくじわるにゃんこ」「おみくじひこにゃん」(1,000円)の収益の一部も寄付に充てる。通販サイトで予約販売している、創業129周年の松本徽章工業(東京都台東区)製「ひこにゃん誕生20周年記念小判」も全国で初めて展示している。
営業時間は11時30分~21時30分。水曜定休。入場無料。