彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」が誕生から20周年を迎えた4月13日、彦根城一帯で記念の「お誕生日」イベントが開かれ、多くのファンでにぎわった。
(左から)ファンクラブ会長の井伊直岳さん、彦根出身で元水泳選手の大橋悠依さん、ひこにゃん、田島一成彦根市長
この日は節目を祝う最初の特別企画として、ひこにゃんが人力車に乗ってパレード。城内の馬屋前を出発し、ゆったりとした足取りで玄宮園へと向かった。沿道にはファンや観光客ら約500人が詰めかけ、「おめでとう」と声を掛かけたり手を振ったりして祝福。ひこにゃんもおなじみのしぐさで応え、笑顔あふれる行進となった。
玄宮園では「お誕生日セレモニー」が開かれ、多くのファンのほか、「ひこにゃんファンクラブ」名誉会長で彦根市観光大使に就任した、彦根出身で元水泳選手の大橋悠依さんが着物姿で参加した。ひこにゃんは紅白のはかま姿で登場し、大橋さんたちから花束やバースデーケーキを受け取ると、鈴を鳴らしながら喜んでいた。ファンクラブ会長の井伊直岳会長さんは「これからも30年、40年と変わらぬ支援をお願いします」とあいさつした。
市内外から182個の誕生日プレゼントが届いたほか、市からは「彦根城主心得」にも任命されたひこにゃん。お世話係を通して「たくさんの皆さんからお祝いしていただき、本当にうれしい気持ち。たくさんの皆さんを笑顔にできるよう、もっちりと活動します」とのコメントを発表。
午後からは「お友だちキャラクター」が集まる特別パフォーマンスを実施。ひこにゃんとキャラクターたちとのにぎやかなパフォーマンスに、観客席からは歓声が上がっていた。また、併せて、ひこにゃん初主演映画「夢にむかって。」の完成披露の上映会も行われ、スクリーンに映し出される「ひこにゃん」の姿に会場は温かな雰囲気に包まれていた。
2006(平成18)年に彦根城築城400年祭のキャラクターとして誕生したひこにゃんは、愛らしい姿とユーモラスな動きで全国的な人気を集めてきた。20年という節目を迎えた今もなお、その魅力は色あせることなく、多くの人々に親しまれている。今後も彦根のシンボルとして、さらなる活躍が期待されている。