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彦根「うなぎや源内」がリニューアル 湖魚料理も提供開始

店舗入り口=うなぎや源内

店舗入り口=うなぎや源内

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 彦根のうなぎ料理専門店「うなぎや源内」(彦根市本町2)が3月9日、店舗の改装を終えリニューアルオープンした。

うなぎのひつまぶし=うなぎや源内

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 同店は、2011(平成23)年に夢京橋キャッスルロード沿いに創業したうなぎ料理専門店。経営は、アユや湖魚をつくだ煮などに加工・販売する木村水産(後三条町)。今回のリニューアルでは、店舗面積を広げ、テーブル席を36席から80席に増席。2階に個室を新たに設け、「より落ち着いた場所」で食事を提供できるようにした。併せて以前にはないメニューの御膳や会席を追加する。

 「コロナ禍では大変な時期もあったが、地元のお客さまに支えていただきありがたかった。観光地にある店なので、もともと観光客向けの店の造りだったが、地元のお客さまも気軽に使っていただけるような店にしようと決めた」と木村昌弘社長。「うなぎ料理に加えて滋賀県の琵琶湖の特産品を召し上がってもらえるよう、メニューを増やした。リニューアルした店は、ゆったりと過ごしやすくなったと思う。地元の方にも気軽にお越しいただければ」とも。

 同店では3人の職人が炭火焼きでウナギを焼き上げる。産地から送られてくるウナギを使い、皮をパリッと焼き上げる。生きたまま届けられたウナギは「立場」とよばれる保管場所で、木村水産本社の地下100メートル以上からくみ上げた鈴鹿山系の伏流水地下水にさらしてから調理する。追加したメニューの御膳や会席には、うな重やひつまぶしに木村水産で作っている湖魚のつくだ煮や養殖している魚の刺し身、地域の特産料理などが付く。

 メニューは、うなぎのひつまぶし(並3,630円)、うなぎ丼(同2,420円)、源内うなぎ御膳(6,050円)、源内ひつまぶし御前(6,600円)、あゆの塩焼き(990円)、ふなずし(1,650円)などを用意する。

 営業時間は11時~14時30分、17時~20時30分。火曜定休。

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