食べる 学ぶ・知る

「規格外ホウレンソウ」を使ったプリン、産学連携で商品化 スーパーで販売

「ほうれんそうプリン」

「ほうれんそうプリン」

  • 3

  •  

 「あいふぁーむHIKIDA」(彦根市三津屋町)とプリン専門店「イイプリン」(佐和町)が共同で規格外ホウレンソウを使って作るプリンの本格販売が始まって、3月11日で1カ月がたった。

[広告]

 あいふぁーむHIKIDAで栽培され規格外となったホウレンソウで作る「ほうれんそうプリン」。同プリンは、破棄されてしまう規格外野菜を活用し、商品開発で食品ロスを減らすという課題に取り組む「リボベジプロジェクト」が開発。立命館大学食マネジメント学部の学生13人が主体となり商品の原案、試作品作り、製造者選定、販売先の検討などを行った。開発当初はイベントなどで販売していたが、今回、地元スーパーでの本格販売に踏み切った。

 あいふぁーむHIKIDA社長の疋田翔悟さんは大学卒業後、種苗会社に就職。海外営業部での勤務などを経験し2016(平成28)年に家業を継いで就農することを決意。「農業を始め、さまざまなことを経験していく中で食品ロス削減問題について考える機会が増えた。大きな会社でなくても学生インターンを受け入れることができることも学び、リボベジプロジェクトを立ち上げた」と話す。「商品の製造委託先がなかなか見つからず苦戦していたが、イイプリンの協力を得て商品を完成させることができた、同じ地元の企業が協力してくれ、とてもうれしかった」とも。

 「ほうれんそうプリン」は赤卵、伊吹山牛乳、きび糖、あいふぁーむHIKIDAの規格外ホウレンソウなどを使用。試作を重ねる中で「ホウレンソウの臭みなどがない滑らかな食感で野菜が苦手な人や子どもも食べられる味になった」という。付属の黒蜜で味や食感の変化も楽しめるようにした。

 疋田さんは「食べやすい味で環境にも人にも優しい商品になっている。地元スーパーで、ぜひ手に取っていただければ」と呼びかける。

 価格は400円。イイプリンとスーパー「パリヤ」(長曽根南町)で扱う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース