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愛荘町の「びんてまり」を模した大玉転がしリレー、4年ぶり開催へ

「第3回全日本中山道びん手まりころがし」で使用する大玉。(左から)運営委員長の山田康義さん、愛荘町観光協会の若林友梨さん

「第3回全日本中山道びん手まりころがし」で使用する大玉。(左から)運営委員長の山田康義さん、愛荘町観光協会の若林友梨さん

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 愛荘町の伝承工芸「愛知川びん細工手まり」を模した大玉を転がしタイムを競う「第3回全日本中山道びん手まりころがし」が8月26日、中山道愛知川宿で開催される。主催は中山道宿場まつり実行委員会。

過去の「びん手まり転がし」イベントの様子

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「中山道宿場まつり」と同日開催する同イベント。過去3年はコロナ禍で中止となり、今年は4年ぶりの開催となる。愛荘町の伝承工芸「愛知川びん細工手まり」を模した直径150センチ超の大玉を転がし、タイムを競い合う。中山道上に設置した片道100メートルの特設コースを、1チーム3人によるリレー方式で手分けして転がす。

 転がす大玉はビニール製のもので、2018(平成30)年、第1回のイベントに合わせて、愛知中学生が制作したもの。近江上布にちなんで麻の葉模様を表現しているという。

 初回開催時は参加者を集めるのに苦労したが、2回目の開催時には町内外から多数のエントリーがあり、盛り上がりを見せたという。運営委員長の山田康義さんは「中山道の街道を利用して玉転がし競技を開催しているのは、愛荘町が唯一。全国からのエントリーを期待し、イベント名に『全日本』を加えた」と話す。

 山田さんは「過去のイベントでは熱い戦いが繰り広げられ盛り上がった。中には忍者などの仮装をして参加する人もいて、沿道で応援する人も楽しそうだった」と振り返る。「残念ながらコロナ禍で中止せざるを得なかったが、今年は復活できたので、大いに盛り上げたい。この大会を町の名物イベントになるようにこれからも続け、『中山道』が盛り上がれば。全国から参加をお待ちしている」と呼びかける。

 競技は17時ごろから。参加無料。1チーム3人で、10歳以上(18歳以上1人が必要)。男女比は問わない。要事前申し込み。8月19日締め切り。

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