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「彦根城を眺めるクルーズ」運航開始 世界遺産へ向け魅力アピール

「彦根城を眺めるミニクルーズ」出航式当日の様子(左から)駅長がちゃこんとひこにゃん。

「彦根城を眺めるミニクルーズ」出航式当日の様子(左から)駅長がちゃこんとひこにゃん。

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 近江トラベルが運営するオーミマリン(彦根市松原町)が7月15日、世界遺産登録を目指す彦根城を琵琶湖から望むクルーズ「新航路!彦根城を眺めるミニクルーズ」の運航を始めた。

15日の初出航にはひこにゃんと駅長がちゃこんが、船をお見送り。

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 オーミマリンは現在、彦根港から竹生島まで4便、多景島まで1便を運航。今回のクルーズは新航路となり、乗船時間は約40分。多景島近くまで向かい、米原・長浜方面で伊吹山や竹生島を望んだ後、Uターンして彦根城天守などを眺める約6キロの航路。井伊家の赤備えにちなんで、船体を朱色にした船「直政」号で出航する。乗船客には「ひこにゃんステッカー」6種類をランダムに進呈。

 15日に彦根港で開かれた出航式には彦根市の「ひこにゃん」や近江鉄道のキャラクター「駅長がちゃこん」も出席。近江トラベルの伊藤孝樹社長が「世界遺産登録を目指す彦根城の魅力を、より多くの方に知っていただきたいと思い、新たな定期航路として運航する」とあいさつ。彦根古城太鼓の演奏、ひこにゃんや駅長がちゃこんとの記念撮影後、約50人が最初の客として乗船した。

 船内では彦根ボランティアガイド協会のメンバー2人が彦根城や琵琶湖、多景島、竹生島、伊吹山、佐和山城跡などについて説明。乗船客はガイドの話を聞きながら、眺めたり、写真撮影をしたりして楽しんだ。

 家族で乗船した愛知県から来た観光客は「小旅行で彦根を訪れた。彦根も『ひこにゃん』も初めてで、船に乗れて楽しい」と話していた。

 運航は土曜・日曜・祝日の13時から1便のみ。乗船料は、大人(中学生以上)=1,200円、こども(小学生)=600円。県内在住と確認できるもの提示で8月末まで半額になる。彦根港に無料の駐車場があるほか、彦根駅西口6番乗り場から彦根港までの無料のシャトルバスを運行。11月26日まで。

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