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彦根・鳥居本で「とりいもと宿場まつり」 4年ぶり開催へ、仏生寺みそ販売も

「とりいもと宿場まつり」をアピールするメンバー

「とりいもと宿場まつり」をアピールするメンバー

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 「とりいもと宿場まつり」が10月1日、彦根市鳥居本町の旧中山道沿いで4年ぶりに開催される。開催に向け、主催する地元住民団体「鳥居本お宝発見隊」が準備を進めている。

「仏生寺みそ」=とりいもと宿場まつり

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 同祭は「鳥居本宿」があった旧中山道沿いで2008(平成20)年から毎年この時期に開き、県内外から多くの来場者でにぎわっていた。コロナ禍の3年間は、「仏生寺みそ」の販売のみを行い(2020年はみその販売も中止)、宿場まつりは行っていなかった。

 15回目となる今年は、飲食品や農産物、手作り品、雑貨など過去最多となる60店が、JAエリア、中央エリア、神教丸エリアに分かれて出店。一部を除く通り沿い約700メートルが歩行者天国になる。

 JAエリアに設けるイベントステージでは、彦根古城太鼓などの演奏や、ボーカリスト・石崎旭さんのライブ、大道芸丸ちぇろの芸を披露。中央エリアの駅前三叉路ステージでは鳥居本中学生の鳥中ソーラン演舞やラブバードの歌、彦根を盛り上げ隊の寸劇、ウインドアンサンブル木猫隊の演奏などを行う。

 旧鳥集会所では13時から、滋賀県文化財保護協会の山口誠司技師による歴史講演会「発掘調査から迫る佐和山城下町」を開催。有川家住宅・自然斎旧宅・岩根家住宅の公開のほか、通り沿いの8カ所を巡ると記念品を進呈する「新鳥居本歴史散策ラリー」や「軒先赤布アート」も行う。

 「鳥居本お宝発見隊」メンバーが作る、地元で収穫したサンショウ入りの「仏生寺みそ」(110グラム、600円)は中央エリア内で販売。仏生寺みそは同祭のみで販売し、販売直後に売り切れるほどの人気商品になっているという。

 近江鉄道を利用して訪れ鳥居本駅で受け取る乗車証明書を本部で渡した来場者には「ひこにゃんハンカチ」を進呈。

 「鳥居本お宝発見隊」代表の髙橋邦男さんは「ようやく4年ぶりに開催できることになり、一生懸命準備している。大勢の方に来てもらい、楽しんでほしい。名物の『仏生寺みそ』も手に取ってもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~15時。「仏生寺みそ」の購入希望者には10時からと13時から、本部で整理券を配布する。駐車場は飛騨運輸に準備する。

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