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東近江生まれの「オウミ木イチゴ」、かき氷大会に滋賀県代表として出品

あぐりきっず取締役の黒川薫さん

あぐりきっず取締役の黒川薫さん

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 農業生産法人「あぐりきっず」(東近江市大沢町)が栽培している「オウミ木イチゴ」が現在、静岡県浜松市で開催されている「ニコエかき氷甲子園2022」のセカンドステージ(7月21日~31日)に滋賀県代表として出品されている。

オウミ木イチゴ

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 オウミ木イチゴは2004(平成16)年、品種開発を手がける「フローラトゥエンティワン」(大沢町)と宮崎大学による共同研究で誕生した。ラズベリーとナワシロイチゴを掛け合わせた品種。色は鮮やかな赤。爽やかな香りと甘酸っぱさが特徴で、暑さや病気に強く「無農薬」で露地栽培ができる。生産農家は滋賀県内では同法人のみ。

 実が柔らかく、収穫は一粒一粒手摘み。収穫時期には7~8人が朝から晩まで収穫する。あぐりきっずの垣谷康隆社長は「品種開発から栽培まで、長年の地道な努力のおかげで今回の大会に選ばれた。滋賀県ではうちしか生産していない。たくさんの人にオウミ木イチゴを使ったかき氷を食べてもらい、オウミ木イチゴの存在を知ってほしい。これからも丁寧な仕事を続けて皆さんに喜んでほしい。生産農家も増やしていきたい」と意気込みを見せる。

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