ラーメン店「らぁ麺 口福論(こうふくろん)本店」(愛荘町長野)が4月16日、国道8号線沿いにオープンした。
経営は、飲食店を経営するフロント・ライン(米原市船崎)。「いずれラーメン店を開業したい」との思いがあった社長の田口裕基さんは、自身の経営する居酒屋で昼のみラーメンを提供していた。空き店舗のタイミングなどもあり、今回、ラーメン店を独立店舗として開いた。
田口さんは「自分はラーメンが好きだが、油っぽいのが少し苦手。毎日でも食べられるようなラーメンを提供したいと思っていた」と話す。同店のスープは、煮干しのだしベースのスープを中心に、「すっきりとした味わいのスープ」が特徴だという。
店内は、カウンター7席、テーブル2席、座敷3席を設ける。麺は「鶴見製麺」で独自配合して製麺したものを使用。それぞれのスープに合った形状のもの4種類を使う。ラーメンを提供する際には、スープの温度が下がらないように、また「見た目も美しく見えるように」と、ラーメンと具材を別皿で提供する。各テーブルに「酢」、ハラペーニョ(=青唐辛子)を漬け込んだピリッとした風味の「ハラペーニョ酢」、煮干しで香り付けをした「煮干し酢」を用意し、「味変」が楽しめるようにする。
メニューは、「淡麗煮干ししらぁ麺(しょうゆ)」(850円)、「煮干し白湯らぁ麺(しょうゆ)」(990円)、「煮干しまぜそば」(1,080円)などのラーメン、「蘭王の味玉」(150円)や「ばら海苔(のり)」(150円)などのトッピング、塩・こしょうで炒めたあらびきの豚肉をのせた「塩豚そぼろご飯」(330円)、大分の「蘭王」の卵を使う「蘭王の卵かけご飯」(290円)などのご飯類、「ぷりぷりえびゆでギョーザ」(3個で390円)、「焼きギョーザ」(3個で390円)、「鶏の唐揚げ」(2個で240円)などのサイドメニューを提供する。
田口さんは「素材の味を生かした、すっきりとした味わいのラーメンを楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。