彦根の芹川河川敷で8月6日、「ひこね万灯流し」が開催される。コロナ禍で過去2年は中止されたため、開催が3年ぶり。今回で40回目の節目を迎える。
先祖の慰霊と供養、万物の恵みへの感謝の気持ちを込め灯籠に灯を入れ芹川に流す行事。灯籠を持った実行委員会メンバーが商工会議所から会場まで歩く「お練り」で始まり、法要を行う。その後、数多くの灯籠が芹川に流される。
彦根商店街連盟の安澤勝会長は「先祖への敬虔(けいけん)な気持ちが込められた数多くの灯籠が芹川に浮かぶ様子は、故郷のいい思い出になると思う。今年はコロナ禍の終息と世界平和の祈りを込め、より多くの灯籠を流せたら。感染対策をしてお待ちしているので、大勢の方に来てもらえれば」と呼びかける。
灯籠は1挺1,000円で、当日でも購入可能。19時~19時15分には「ひこにゃん」の登場を予定し、20時から抽選会を行う。