ひこにゃんが5月上旬に田植えを手伝った「ひこにゃん米」の収穫作業と、彦根市内の保育園児がバケツに自分で苗を植えた「バケツ稲」の収穫体験が9月26日、JA東びわこ彦根南支店(彦根市甘呂町)駐車場と隣接する田んぼで行われた。
当日は「ひこにゃん」が収穫の応援に駆け付け、収穫作業を行った。多景・花田保育園の園児計26人は、「ひこにゃん」とJA東びわこ公式キャラクターの「いっぴー」に見守られながら、同職員と「バケツ稲」を収穫。園児らは職員に教わりながら左手で稲をつかみ、右手に持った鎌で丁寧に稲を刈り取っていった。参加した園児からは「収穫できてうれしい」「早く食べたい」などの声が聞かれた。
その後、「ひこにゃん」はJA東びわこアグリサービスが管理する隣の32.8アールの田んぼに移動し、米の収穫作業を手伝ったり収穫したりする職員を応援した。米は約1.5トンの収穫を見込むという。
彦根市は、彦根市内で農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培する「ひこにゃんが携わった環境こだわり米」を今後、「ひこにゃん米」としてブランド化することを目指す。
「ひこにゃん米」は今後、彦根市内の小・中学校の学校給食や市のイベントで活用される予定。