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彦根・四番町スクエアに「ひこにゃんミュジアム」 新しい観光名所目指す

ひこにゃんの作者「もへろん」さん

ひこにゃんの作者「もへろん」さん

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 「ひこね食賓館四番町ダイニング」(彦根市本町1)が、ひこにゃんにまつわる資料を展示するコーナーを新設し、9月29日、「ひこにゃんミュジアム」としてリニューアルオープンした。四番町スクエアが経営、ひこにゃんの原作者のもへろんさんが代表を務めるもへろんスタジオが企画運営する。

もへろんさんのアトリエの再現=ひこにゃんミュジアム

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 昨年の「招き猫の日」の9月29日、ひこにゃんやわるにゃんこ将軍のグッズを扱う「ひこにゃんショップ」がオープン。その後、施設内にある近江牛レストランや中華そば店、土産コーナーも随時改装し、ひこにゃんに特化した店作りを進めてきた同施設。今回、同ショップが1周年を迎え、ひこにゃんが誕生した経緯やイラストの原画などを展示するコーナーを2階に新設し、施設名を改めリニューアルオープンした。今後、彦根観光の目的地になるような施設作りを目指す。

 同コーナーの入り口の一角では、もへろんさんが2006(平成18)年に彦根市に応募したイラスト「かぶとねこ(現=ひこにゃん)」「おしろちゃん」「観音様と金のかめ」の3点を展示。ひこにゃんが誕生した経緯を紹介している。

 同コーナーには、もへろんさんが生み出すさまざまな表情のひこにゃんやわるにゃんこ将軍の原画も展示。誕生して18年となるひこにゃんが、現在のキャラクターになった歴史を、原画や作品を通して垣間見ることができる。もへろんさんは「長い年月をかけて、ファンの方や周りの方の声などがかけ合わさって、今のひこにゃんに成長した。その過程を感じてもらえれば」と話す。

 原画のほかにも、2007(平成19)年と今年に販売された絵本の比較展示、普段もへろんさんが実際に仕事をしているアトリエの再現、収集家から彦根市に寄託された関連グッズ、ほかのキャラクターと写った数々の写真を展示するほか、ひこにゃんの映像を紹介するモニター3台も設置する。展示数は約300点。

 もへろんさんは「ひこにゃんファンをはじめ、彦根に多くの人が来てもらえれば。彦根の新しい観光スポットになれれば」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~18時(12月~2月は17時まで)。入場無料。

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