
グリークヨーグルトやアサイーボウル、ドリンクなどを提供する「le’to CAFE(レトゥカフェ)」(彦根市京町3)がオープンして、6月22日で1ヵ月がたった。
「LE’TO PREMIUM BOWL」(写真提供=le’to CAFE)
韓国好きが高じてカフェを開く夢を実現させた店主の藤原彩加さん。頻繁に韓国を訪れる中で現地のカフェ文化に触れ「自分が本当においしいと思えるものを届けたい」という思いから、オープンを決意したという。
看板メニューの一つで、韓国で話題となったグリークヨーグルトを使った「LE’TO PREMIUM BOWL」(1,300円)は、数種類のヨーグルトを試し、水切りの具合や時間などを研究。幾度となく試作を重ねたという。ヨーグルトの上にはアガベシロップをかけ、アクセントとして添えるナッツの塩気も、「全体のバランスを考えて加えている」という。
そのほか、パティシエが作るパンナコッタ(350円)やバスクチーズケーキ(480円)、アサイーボウル(1,300円)、ドリンクなどをそろえ、テイクアウトも可能。クルミとチョコのスコーン(350円)は、朝一番に焼きたてを提供する。
ドリンクは、コーヒーのほか、「コーヒーが苦手な人でも飲みやすいように」と、ミルクをたっぷり使ったコーヒーや、バナナと伊吹牛乳を使ったバナナジュース(700円)やいちごミルク(600円)などをラインアップ。ドリンクに150円追加でナッツが食べ放題になる。
7月には新メニューとして、コーヒーを炭酸で割った「エスプレッソトニック」の提供を予定。藤原さんは「季節に合わせた新メニューも随時考案し、変化していきたい」と意気込みを見せる。
「バタバタした日常の中で、ここに来た時にはゆっくりと時間を忘れて過ごしてもらえれば」と藤原さん。ストレスの多い現代において、「リセットして、ありのままの自分に戻れるような時間」「コーヒーを飲んで整えるような時間」を提供したいという思いが根底にあるという。
店内は、カウンター、テーブル席合わせて15席。大きな窓から和の庭園が望めるなど、和の要素も取り入れる。藤原さんは「店内は、和と韓国の融合をコンセプトとした空間。広めの通路でベビーカーの入店も可能。幅広い年齢層の方に来店してもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~18時。月曜定休。駐車場8台あり。