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滋賀大彦根キャンパスで「滋大祭」 3年ぶりに一般公開へ

(左から)企画部署長の矢野愛実さん、実行委員長の鏡啓介さん

(左から)企画部署長の矢野愛実さん、実行委員長の鏡啓介さん

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 滋賀大学彦根キャンパス(彦根市馬場1)で10月29日・30日、学園祭「2022滋大祭」が開催され、一般にも公開される。地域住民を迎え入れての開催は3年ぶり。

準備の様子。約200人の委員会メンバーが準備に当たる

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 実行委員長は3年の鏡啓介さん。「入学してから大学の学園祭で一般の方が参加できるものは初めての経験」と話す。入学式はコロナ禍により中止。キャンパスに通うこともかなわず、前期は完全リモート授業だった。過去2年は規模を縮小し、学生のみ参加の学園祭となった。コロナ前の学園祭は地域住民も参加でき、3000人ほどの入場者があったという。

 「歴代の学園祭をあまり知らないので手探りで企画した」と企画部署長の矢野愛実さんは話す。学園祭に向けて先生や先輩から話を聞いたり、他のイベントを参考にしながら企画したという。「大変だが委員会全体が団結して取り組んでいる。コロナのため対面で協力することが難しかった分、こうしてみんなで協力して取り組めるのが楽しい。学生はもちろん、地域の方に楽しんでもらえるように一所懸命企画した」と笑顔を見せる。

 今年のテーマは「百渦繚乱(りょうらん)」。百花繚乱の本来の意味に加えて、「滋賀大生一人一人が持つ力強いエネルギーが『渦』となり、周りの人を巻き込んでみんなが楽しめるように」と願いを込めているという。メインステージでは開会式・閉会式を行うほか、在学生によるさまざまなステージ発表を予定。生協前広場や教室では、お化け屋敷やゲームコーナー、謎解き脱出ゲーム、スタンプラリー、スマブラゲーム大会、コスプレ抽選会、クイズ大会を繰り広げる。29日には芸人によるライブも予定。飲食ができる模擬店やフリーマケットもある。

 鏡さんは「普段は地域の方と交流する機会がないが、学園祭を機に地域の方に大学や滋賀大生を知ってほしい。少しでも地域が盛り上がってほしい。お子さまも参加できるコーナーも準備しているので、ぜひ家族でお越しいただければ」と呼びかける。

 開催時間は9時~17時。入場無料。プログラムはツイッター、インスタグラムで確認できる。駐車場の準備がないため、公共交通機関を利用する。彦根駅から無料シャトルバスを運行。

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