新年に合わせて彦根城内に飾るしめ縄の仕上げ作業が12月8日、彦根城作業所(彦根市金亀町)で行われた。ひこにゃんも作業員の中に加わり、駆けつけたファンたちの声援を受けながら一生懸命に手伝った。
彦根城内に飾るしめ縄は、長さ6メートル、周囲45センチが1本、長さ1.8メートル、周囲25センチと長さ60センチ、周囲16センチが3本ずつの計7本。長さ6メートルのしめ縄が天秤櫓(てんびんやぐら)に、1.8メートルのしめ縄が玄宮園東口・表門券売所入り口・彦根城博物館に、長さ60センチのしめ縄が聴鍾庵・鳳翔台・開国記念館に、それぞれ設置する。
彦根城作業所で仕上げたしめ縄は天秤櫓に飾る、城内で最大のもの。彦根城運営管理センターの宮川敏明所長の号令の後、そろいの法被を着た作業員9人が縄を束ねて釣り糸で締めた。
ひこにゃんも作業員の間に入って一緒に作業を手伝い、ファンたちも競い合うように撮影しながら声援を送っていた。
宮川所長は「世界遺産登録を目指す彦根城にとって、来年こそ飛躍の年になればとの思いで作業に当たった」と話す。
彦根城内での年末年始の行事は。11日=すす払い、18日=門松飾り、19日=鏡餅つき&きな粉餅の振る舞い、24日=しめ飾りと鏡餅設置、31日=除夜の鐘をつく集いを経て、新年1月5日に鏡開きを行う。ひこにゃんは鏡餅つきに参加する。