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彦根にだし巻き卵のテイクアウト専門店「近江だし巻き奉行」

店主の北川朋之さん

店主の北川朋之さん

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 だし巻き卵のテイクアウト専門店「近江だし巻き奉行」(彦根市平田町)がオープンして、7月6日で3カ月がたった。

銅製の卵焼き器で焼き上げる=「近江だし巻き奉行」

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 だし巻き卵が大好きだという店主の北川朋之さんは「関東には、だし巻き卵の専門店があるが、滋賀県にはなかった。『それなら自分が』との思いで店を開いた」と話す。

 昆布などから時間をかけてだしを取り、「プルプルの食感」を求めて卵との配分を研究した。一番大きな「だし巻き大」(1,000円)には約8個の卵を使い、約700グラムもの重さがある銅製の卵焼き器を使って、焼き目を付けずに焼き上げる。

 北川さんは「焼き目を付けないのが関西風。何度も焼きの特訓を重ねた。銅製の卵焼き器は重たく、焼くのにコツがいるが、熱伝導が良く、おいしく焼ける」と話す。

 定番の「だし巻き大・中・小」(1,000円、850円、600円)に加え、「明太巻き」(840円)、「チーズ巻き(あぶり)」(820円)、「鰻(う)巻き」(1,250円)、「鶏そぼろ」(850円)、「大葉巻き」(670円)などを並べる。ほかにも、ふんわり焼いただし巻き卵をバンズで挟んだ「だし巻きバーガー」(600円)も用意。

 7月半ばには、東近江市五個荘で新店舗オープンを予定している。新店舗では、だし巻き重や御前など、だし巻き卵をメインとしたランチメニューを提供する。

 「自分の好きなだし巻き卵の味を追求した」という北川さん。今後も、だしの配合などで「研究を重ねていく」という。「滋賀県では珍しいだし巻き卵の専門店。ボリュームがあるので、昼ご飯や夕飯の一品、酒のつまみとしても利用していただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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