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近江鉄道、「たなばた電車」を限定運行 地域と連携し夏の風物詩を演出

近江鉄道「たなばた電車 おりひめ号」(写真提供=近江鉄道)

近江鉄道「たなばた電車 おりひめ号」(写真提供=近江鉄道)

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 七夕にちなんだ装飾を施した近江鉄道「たなばた電車」の運行が6月20日に始まった。7月7日までの期間中、地域の学生も協力して装飾した電車が運行し、駅が七夕飾りに彩られる。

車内の様子=たなばた電車(写真提供=近江鉄道)

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 900形電車「あかね号」(2両編成)の前後に限定ヘッドマークを掲出し、車内を七夕仕様に装飾した「たなばた電車」。米原方面の車両は、近江鉄道のキャラクター「駅長がちゃこん」が描かれたヘッドマークを付けた「ひこぼし号」、貴生川方面の車両は、鉄道むすめ「豊郷あかね」と「日野せりか」のキャラクターが描かれたヘッドマークを付けた「おりひめ号」。車内は6月18日、滋賀大学の学生が中心となって装飾した。

 駅名に「川」が付く愛知川駅では、県立愛知高校と県立愛知高等養護学校(愛荘町愛知川)の生徒たちが「天の川」をイメージしたイルミネーション装飾を行った。日没から深夜0時まで点灯する。

 沿線10駅(米原駅、彦根駅、多賀大社前駅、尼子駅、豊郷駅、愛知川駅、八日市駅、近江八幡駅、日野駅、貴生川駅)では七夕飾り(ササ)を施し、短冊記入コーナーを設けている。利用客が記入した短冊は、太郎坊宮(東近江市)や豊満神社(愛荘町)に奉納する。

 近江鉄道鉄道部鉄道営業課の杉本竜也さんは「季節を感じながら電車に乗ることを楽しんでほしい。高校生や大学生などの若い世代がイベントに参加することで、地域の魅力を再発見し、地域活性化につながれば」と期待を込める。

 7月7日まで。

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