
地域で活躍するプレーヤーや起業家と、まちづくりや起業に関心のある人々をつなぐイベント「Meets(ミーツ)中山道」が7月29日、愛荘町の「ゆめまちテラスえち」(愛荘町愛知川)で開催される。主催はNext Commons Lab。
昨年の様子。今年度は「つながり」を意識した内容になっている(写真提供=Meets中山道実行委員会)
愛荘町では「つながりを生む、マーケットを創る」をコンセプトに、地域おこし協力隊をはじめ、多様な起業家たちが新たな取り組みを行っている。同イベントは、こうした動きをさらに広げ、「チャレンジする人が集まるまち」「起業家に選ばれるまち」を目指す愛荘町の取り組みの一環として開く。
イベントでは、「何か始めたい」「自分のアイデアを形にしたい」と考えている起業やまちづくりに関心のある人たちが交流し、地域で実際に活動する起業家やプレーヤーともつながる機会を提供する。11月までの毎月1回、町内で開催し、毎回さまざまな分野で活躍する4人のゲストが登壇。プレゼンテーションやグループワークを通じて交流を深め、参加者自身の次の挑戦へのヒントを得ることを目指す。
7月29日の初回には、少量多品目の作物を生産している「継ノ農園」(愛荘町豊満)代表の村上大喜さん、子ども向け体験プログラムづくりを行っているSALMON GARAGE(沓掛)の寺田奈緒さん、コワーキングスペースの運営やまちづくり事業に携わる「しがとせいかい」(湖南市)の中野龍馬さん、「滋賀県すみます芸人」吉本興業のファミリーレストランしもばやしさんが登壇。登壇者のプレゼンテーション後にはグループトークを行い、それぞれの思いや地域での実践、地域資源、これからの共創などについて多様な視点から語り合う。
最終回となる2026年1月22日には、東京の「3×3Lab Future」で「Meets中山道@大手町」と題し、愛荘町で生まれた挑戦と都市部のプレーヤーが出会う場を設ける予定。
実行委員の綿谷駒太郎さんは「『Meets中山道』は、ローカルでチャレンジする人同士が出会い、つながり、新しい一歩を踏み出すきっかけを作るイベント。新たな一歩はビジネスでも趣味でも構わない。『やりたい』思いをお持ちの方は、ぜひ参加いただければ」と呼びかける。
開催時間は18時30分~20時。参加無料。申し込みは専用フォームで受け付ける。