愛荘町立歴史文化博物館(愛荘町松尾寺)で6月8日、企画展「愛荘の稲作と発明品」が始まった。
同展では、かつて人力で行われていた農作業の生産効率を上げるために、さまざまな工夫を施した農具を開発してきた様子が分かる資料を紹介している。明治期に記された農家の日誌や明治期に作られた「目加田唐箕(とうみ)」、愛荘町にゆかりのある人物が開発した「坂東式大鋤(おおすき)」なども展示し、農器具に見える地域の特色や農業の負担を軽減するための工夫を紹介している。
他に、農作業の様子を描いた「四季耕作図屏風(びょうぶ)」を展示し、農業の変化を分かりやすく解説している。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は一般=300円、小中学生=150円。火曜休館(祝日は開館)。7月16日~18日は無料入館日。