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彦根東高生、芹橋の畑で「大藪かぶら」栽培 初めての収穫

大藪かぶらを収穫後、カブラを使った料理を振る舞った

大藪かぶらを収穫後、カブラを使った料理を振る舞った

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 彦根東高校(彦根市金亀町)の生徒たちが11月26日、自分たちで初めて栽培した彦根市内の伝統野菜「大藪かぶら」の収穫を行った。

収穫した「大藪かぶら」。

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 大藪かぶらは地表から出ている部分は赤紫、地中部は白色の見た目で、彦根の大薮町で栽培されてきた。現在は生産者が減少し、地元の農家10戸による「大藪かぶら普及グループ」が町内の13アールで栽培するにとどまっている。

 彦根東高ではSDGsの達成など社会問題の解消に向けた取り組みを進める「Global Science部」(GS部)を設置しており、そのうち社会科学班のグループは「大藪かぶら」の普及を通して地域コミュニティーの活性化を目指している。一昨年、昨年はプランターで大藪かぶらを栽培していたが、本年度は初めて露地栽培に挑戦した。

 生徒たちは、NPO法人「善利組まちづくりネット」が所有する芹橋2丁目の畑約10平方メートルで大藪かぶらを栽培。JA東びわこの職員の指導を受けながら9月に種をまき、肥料やりや間引きなどの世話をしてきた。

 収穫当日は、東高生、地元住民、JA東びわこの職員、市職員ら15人で収穫した後、東高の調理室に移動し、大藪かぶらと柿にベーコンとチーズをのせてオーブンで温めた料理を作って一緒に食べた。

 収穫に参加した生徒らからは「思っていたよりも柔らかくておいしい」「自分で実際に栽培・収穫して調理したものを食べるのはいいことだと思う」などの声が聞かれた。

 担当教員の濵野優貴さんは「栽培から収穫、料理作りまで生徒たちは頑張ってくれた。周りの大人たち同士をつなげる役割が高校生にはあり、これからもその強みを生かしたい」と話す。

 同校では今後、大薮かぶらを使った市内の子ども食堂での料理教室や、市内ホテルでの朝食メニュー、カフェとオリジナルスイーツの開発などの提案も計画している。

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