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愛荘・秦荘中で技術科授業 ドローンプログラミングに挑戦

ドローンを操作する生徒たち

ドローンを操作する生徒たち

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 愛荘町立秦荘中学校(愛荘町安孫子)の体育館で12月5日、同校2年生の技術・家庭科(技術分野)の授業が行われた。授業を担当したのは金沢工業大学情報工学科の河並崇教授。

ドローンの制御プログラムの作成を行う生徒

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 プログラミング教育は、2021年度から、全国の中学校で必修科目となった。今回、「これからの情報社会で活用が期待されるドローンを扱うことで適切な利用や方法を学び、プログラミングへの興味につなげてほしい」という思いから、ドローンを使った学習活動を行ったという。生徒らが授業でドローンを扱うのは今回が初めて。

 授業では「ドローンプログラミングにチャレンジしよう!」をテーマに、3人1組のグループに分かれ今までの授業で学んだプログラミングの経験や知識を元に、PCでドローンの制御プログラム(コントローラー)を作った。その後、自分たちでプログラミングしたコントローラーを使ってドローンを飛ばし、ドローンの適切な活用方法や操作の仕方を学んだ。

 生徒らは和気あいあいとした様子で授業に取り組んだ。初めて扱うドローン操作もグループで協力しながら、互いに操作のコツや仕方を教え合う姿が見られた。技術・家庭科の稲葉勇人教諭は「今回の授業が、プログラミングの楽しさや勉強に興味を持つきっかけになれば」と話す。授業を受けた生徒の一人は「思ったより操作が難しかったが、ドローンを扱えるいい機会だった」と振り返る。

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