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琵琶湖写真家、彦根で写真展 日々の琵琶湖の姿を伝える

「琵琶湖写真家」の辻田新也さん

「琵琶湖写真家」の辻田新也さん

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 「琵琶湖写真家」の辻田新也さんの写真展「長浜からみた琵琶湖写真展~平和堂巡回編~」が2月23日から、ビバシティ彦根(彦根市竹ヶ鼻町)2階のみどりの広場で開催される。

展示する写真の一部=「長浜からみた琵琶湖写真展」

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 辻田さんは2016(平成28)年、父親から譲り受けたカメラを趣味として始め、2022年10月からはほぼ毎日、琵琶湖を撮影し、現在は「琵琶湖写真家」として活動している。誕生した長男に琵琶湖にちなんだ名前を付けたことがきっかけで、琵琶湖の写真を残すことがライフワークになったという。2023年10月、「えきまちテラス長浜」で初の個展を開催。11月は道の駅「湖北みずどりステーション」で巡回展示、今年1月からは、スーパー「平和堂」3店舗(長浜市、彦根市、東近江市)での巡回展示も行っている。

 今回の展示は30点。全て長浜から見える琵琶湖を撮ったもので、夕日の時間帯に撮ったものが多い。辻田さんは雨の日も雪の日も毎日、琵琶湖を訪れ、琵琶湖の様子をカメラに収める。「例え同じ場所で撮影しても、二度と同じ色彩や景色に出合うことはない。琵琶湖はただただ存在するだけで、大きな力を感じる」と琵琶湖の魅力を語る。

 平和堂の担当者は「滋賀県民にとっては、とても当たり前に感じる琵琶湖。辻田さんがカメラに収めた日々の琵琶湖の姿を通して、琵琶湖の魅力を再認識してもらえるようなきっかけになれば」と観覧を呼びかける。

 辻田さんは「毎日、琵琶湖に足を運び撮影していると、『あるがままの琵琶湖』からいろいろな気づきがある。いつしか意味付けをすることなく、琵琶湖自体の存在から『希望』を感じるようになった。僕にとって琵琶湖の存在そのものが『希望』。写真を通して、琵琶湖の日々の姿に触れ、心が軽くなったり、何かを感じてもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~21時。観覧無料。3月3日まで。 

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