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愛荘町立歴史文化博物館で春季特別展「楽」 町と伝統芸能との関係など紹介

学芸員の梅本匠さん=愛荘町立歴史文化博物館=春季特別展「楽ーGAKU-」

学芸員の梅本匠さん=愛荘町立歴史文化博物館=春季特別展「楽ーGAKU-」

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 愛荘町立歴史文化博物館(愛荘町松尾寺)で現在、春季特別展「楽-GAKU-」が開催されている。

滋賀県初展示の「宮古平塚古墳出土 太鼓形埴輪」(田原本町教育委員会蔵)も=春季特別展「楽」

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 長年にわたり能楽や雅楽などさまざまな芸能活動が行われてきたという愛荘町。30年以上前からは、子どもたちに日本の伝統芸能を知り、親しんでもらうことを目的に「子ども能楽教室」を開いている。同展では「楽器」「能楽」「雅楽」の3つのテーマで、愛荘町との関係や町内で伝統芸能を継承する人々について紹介する。

 町内の長野遺跡出土の「須恵器土鈴」や滋賀県初展示の「宮古平塚古墳出土 太鼓形埴輪(はにわ)」(田原本町教育委員会蔵)、現在も雅楽演奏の際に使われている「立鳥帽子(たてえぼし)」などを展示。

 学芸員の梅本匠さんは「展示品から愛荘町が音楽や伝統芸能が盛んな町であると感じることができる」と話す。「今回の展示を通して日本の伝統芸能に興味を持ったり後継者が増えたりするきっかけになれば」と来館を呼びかける。  

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。休館日は月曜・火曜と祝日の翌日(祝日は開館)。入館料は、一般=300円、小中学生=150円。愛荘町在住者は無料。5月24日・25日は無料入館日。5月25日の11時・14時からギャラリートークを行う。6月1日まで。

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