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彦根城用のしめ縄作り完了 天秤櫓用など7本、ひこにゃんら手伝う

しめ縄作りを手伝うひこにゃんやわるにゃんこ将軍

しめ縄作りを手伝うひこにゃんやわるにゃんこ将軍

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 彦根城の天秤櫓(てんびんやぐら)に設置するしめ縄の仕上げ作業が12月1日、城内の作業所で行われ、ひこにゃんやそのライバルのわるにゃんこ将軍も手伝った。

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 彦根城では10月以降、市内の農家から提供を受けたもち米のわら約100㎏を使ってしめ縄作りを行ってきた。

 この日作られたしめ縄は、長さ約6メートル、太さ約45センチ、重さ約50キロの城内最大のもの。彦根城運営管理センター所長の宮川敏明さんの「頑張るぞ」の号令後、赤い法被姿の作業員9人が縄を束ねてペンチを使って釣り糸でくくりつけながら仕上げた。ひこにゃんとわるにゃんこ将軍も中に入り、一緒に作業を手伝った。見学に訪れた観光客たちは撮影しながら、その様子を見守った。

 この日の天秤櫓用が最後の一本で、長さ約1.8メートル×太さ約25センチの3本と、長さ約60センチ×太さ約16センチの3本と合わせ計7本のしめ縄を製作。長さ約1.8メートルのしめ縄は玄宮園東口、表門券売所入り口、彦根城博物館に、長さ約60センチのしめ縄は聴鐘庵、鳳翔台、開国記念館に今月21日、設置する。

 宮川さんは「今年は暖冬だと予想されている。年末に向けて、しめ縄のように気持ちを引き締め直して、皆さまと一緒に新しい新年を迎えたい」と話す。

 城内での年末年始の行事は、6日=すす払い、11日=鏡もちつきときな粉もちの振る舞い、14日=門松飾り、21日=しめ飾りと鏡もち設置を経て、大みそかの31日に除夜の鐘をつく集いを行い、1月4日に鏡開きを予定している。

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