食べる

彦根の特産品「ひこね夢アスパラ」 収穫最盛期迎える

生産者の竹内茂樹さん

生産者の竹内茂樹さん

  • 6

  •  

 彦根の特産品「ひこね夢アスパラ」の収穫が最盛期を迎えた。

収穫の様子

[広告]

 「ひこね夢アスパラ」は現在彦根市内の農家で構成する「稲枝アスパラ生産組合」の3戸が約70アールの畑で栽培。太くて、シャキシャキとした食感と水々しい甘さが特徴のアスパラガス。春は3月下旬から5月中ごろまで、夏は6月中ごろから8月初旬までで、合わせて3トンの収穫を見込む。

 副組合長の竹内茂樹さんは「今年は天候の影響で収穫が少し遅れたが、例年通り水々しく甘いアスパラガスに仕上がっている」と自信を見せる。現在、竹内さんは彦根市内にある6棟の農業用ビニールハウスでアスパラガスを栽培。収穫の際はアスパラガスの状態を見ながら、30センチ以上のものを専用のはさみを使い一つ一つ収穫する。

 竹内さんは「有機栽培を中心に丁寧に育てている分、手間はかかるが、その分、栽培するときはうれしさでいっぱい」と笑顔を見せる。「ゆでて素材の味を楽しんでもらったり、ほかの食材と炒めたりしてもおいしく食べられるので、たくさんの人に地元のアスパラガスを食べてもらいたい」とも。

 収穫した「ひこね夢アスパラ」はJA東びわこ直売所で販売するほか、彦根市内などの小学校の給食にも提供する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース