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小麦粉を使わないピザ店「湖com.」が1周年 グルテンフリーのクレープも

小麦粉を使わない「グルテンフリー」の生地。米粉やタピオカ粉など配合に工夫する=「湖com.」が1周年

小麦粉を使わない「グルテンフリー」の生地。米粉やタピオカ粉など配合に工夫する=「湖com.」が1周年

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 グルテンフリーのテイクアウトピザショップ「湖com.」(彦根市立花町、TEL 080-6183-4687)が9月18日で1周年を迎えた。

店舗外観=「湖com.」が1周年

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 店主の宮下美奈子さんは、「MINAKO」名義でエフエムひこねのパーソナリティーを務める。ラジオの取材を通して、小麦アレルギーや食物アレルギーで困っている人の声を聞き、彦根にはないグルテンフリーのピザ店を始めた。

 生地は小麦粉の代わりに米粉、タピオカ粉、大豆粉を配合して作る。宮下さんは「粉の配合はいろいろと工夫して現在の配合になった。あっさりとしているのが特徴」と話す。「調味料も米油やきび糖をはじめとした体に優しいものを利用している」とも。直径は20センチほどで、女性でも食べ切れるサイズにしている。「アレルギーの有無にかかわらず、体に優しい材料を使ったピザを気軽に食べてほしいので手軽な価格にしている」という。

 「店を続けているうちに、いろいろなアレルギーの方からの要望や悩みを聞くようになった。その都度、できる範囲でお応えするようにしている。少しでも体にいいものを口にしてほしいという思いで作っている」と宮下さん。グルテンフリーの生地を使ったクレープの販売も始め、予約時に希望すれば卵を使わない生地で販売する。

 メニューは、マルゲリータ(750円)、ツナコーン(680円)、シーフード(1,000円)、クアトロ(750円、蜂蜜がけは50円追加)など6種類。クレープは、バナナ(300円)、チョコバナナ、いちご、レアチーズ(以上350円)のほか、手作りジャムを使ったメニューも。イチジクジャム、キウイジャム、ゴールデンキウイジャム、ブルーベリージャムを使ったクレープも期間限定で販売している。ドリンクは、コーヒーや紅茶のほか、自家製シロップを使ったドリンクも用意。店内にイートイン3席も備える。

 宮下さんは「店名の『湖com.』は琵琶湖を表す『湖』と、共にという意味を持つ『com.』から『地元と共に』という意味で付けた。これからも地元の方に喜んでもらえるように頑張っていきたい。今後はピザやクレープ以外でもグルテンフリーの食べ物を提供したい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。月曜~水曜定休(祝日の場合は営業)。

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