彦根市内で合唱や吹奏楽、オーケストラなどの音楽活動を行う団体による「秋の市民音楽祭」が10月25日、ひこね市文化プラザ(彦根市野瀬町)で開かれる。
主催するのは彦根音楽連盟などで構成する彦根市民音楽祭実行委員会。音楽祭は40年以上続いており、これまでは春と秋の2回、彦根音楽連盟に加盟する団体がそれぞれ発表していた。今年は団体ごとではなく、合唱団と吹奏楽団が一緒になって演奏を披露する。
プログラムは彦根古城太鼓による演奏で幕を開け、コーラスやボーカルアンサンブルの発表が続く。後半はオーケストラや、市内の団体、高校生、大学生による吹奏楽の演奏などを予定。最後は近江高校吹奏楽部の演奏に合わせ、「琵琶湖周航の歌」を全員で合唱して締めくくる。
同連盟理事長の田中正彦さんによると、複数団体による合同演奏などの新しい企画に取り組むに当たり、プロジェクトチームを結成し、1年かけて企画を練り、練習を重ねてきたという。子どもたちの合同練習のほか、コーラスを披露する団体同士も8月から9月にかけて2回合同練習を行った。田中さんは「調整するのはなかなか大変だったが、出演して良かった、来て良かったと思う人がいっぱいになるような音楽祭にしたい」と意気込む。
本番を1週間後に控えた10月18日には、市内吹奏楽団と合唱団による合同練習会が行われた。市内中学生から成るブラスバンド「ジュニアバンド彦輝」と、彦根児童合唱団と稲枝少年少女合唱団から成る合同チームが、この日初めて顔を合わせ、ジュニアバンド彦輝の演奏に合わせて「COSMOS」を合唱した。
稲枝少年少女合唱団から参加した中学3年生、大西千春さんは「ピアノで伴奏するのとは迫力が違った。本番は合唱団もお客さんも吹奏楽団も楽しい音楽祭にしたい」と語った。彦根中央中学校からジュニアバンド彦輝に参加した日浦かのんさんは「気持ちも高まってきて、今までの成果が発揮できたら」と話す。
当日は焼き菓子やケーキ、弁当などの店が並ぶミニマルシェも開催する。ロビーでは、出演団体による楽器の体験会を予定しており、太鼓やコントラバス、バイオリン、マンドリンなどに触れて体験することができる。開演前には、滋賀県立大学吹奏楽部やひこね合唱倶楽部、オーケストラなどの団体が、隣のメッセ棟でロビーコンサートを開いて盛り上げる。
13時開演。入場無料。