カフェ「VEGRUTS season kitchen.co (ヴェグルーツ・シーズン・キッチン・ドット・シーオー)」(彦根市平田町)がオープンして、9月28日で半年がたった。滋賀県産の旬の野菜を使った料理やスイーツを提供する。
月替わりスペシャルランチプレート(2,450円)(写真提供=VEGRUTS season kitchen.co)
店主の磯部真由子さんは元美容師。妊娠を機に美容室を退職した後、子どもにおいしく添加物のないものを食べさせたいと、独学でお菓子作りを始めた。
そのお菓子が評判を呼び、父親が営む和食店でデザートを担当したほか、地元の野菜直売所に併設されたカフェでは責任者として、商品開発から製造まで幅広く手がけたという。
直売所で地元野菜を使った料理を提供し、農家と交流する中で、内面からの美しさや食の大切さに興味を持つようになり、「農家が思いを込めて作った野菜の魅力を消費者に伝える架け橋になりたい」と決意。マルシェ出店や間借り営業などを経て、同店の開業を決めた。
店名の「VEGRUTS」は、「ベジタブル(Vegetable)」と「ルーツ(Roots)」をかけ合わせた造語で、「ここを訪れた人が未来に向かって輝くきっかけになってほしい」という願いを込める。
店内はテーブル18席のほか、カウンター3席、3人がけのソファ席を備える。
メニューには滋賀県産の旬の野菜を使う。塩こうじやこうじみそなどのこうじ調味料を使い、ワンプレートに20品目以上の食材を盛り込む「月替わりスペシャルランチプレート」(2,450円)」をはじめ、平飼い卵やアボカド・カボチャを使ったオープンサンド、砂糖不使用のスムージーなどをそろえる。
自家製グラノーラや、農薬不使用のイチゴの「STRAWBERRY MILK ICE」(750円)」、グルテンフリーをベースにした季節のタルトなども日替わりで3~6種類並べる。
磯部さんが目指すのは、農家とカフェ、消費者が笑顔で循環する「ハッピーのエンドレスループ」。オープンから半年がたち、「私の方がみんなから元気をたくさんもらっていたと気付いた」と話す。
今後は地元の生産者とさらに深くつながり、コラボ商品の開発・商品化にも挑戦したいという。「食をきっかけに生まれるすてきな出会いを楽しみながら未来へつないでいきたい。お店を出た後、さらに元気に過ごしてもらえたらうれしい」と話す。
営業時間は10時~17時(フードオーダーは10時30分~16時)。定休日はインスタグラムで知らせる。