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彦根城内で68年営業の土産店が移転 「KANENOMARU」として再出発

KANENOMARU外観(写真提供=KANENOMARU)

KANENOMARU外観(写真提供=KANENOMARU)

 土産店「KANENOMARU(かねのまる)」(彦根市元町)がオープンして、10月6日で2カ月がたった。

かつて彦根城内で営業していた鐘の丸売店の様子(写真提供=KANENOMARU)

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 彦根城内の鐘の丸広場前で約68年にわたり「鐘の丸売店」として営業してきた同店。建物の老朽化と彦根城の保存管理計画に伴い今年5月末で閉店。元町の元自転車店の建物に移り、再出発した。店名は、フォロワーやファンらの声を受けて「鐘の丸」を残し、英語表記に改めた。

 店主の新村純基さんは、祖父母が彦根城内で営んでいた店を約15年前に継いだ。城内の店は年末年始も休まず開けてきたという。店を続けてきた原動力について、新村さんは「お客さまとしゃべったりするのが楽しかったし、うちを好きって言ってくれる人たちもいて…。あとやっぱり、あの店が本当に好きだった」と振り返る。

 新村さん自身もひこにゃんファンの一人。ひこにゃんを好きになったのは、ひこにゃんが登場した400年祭の時に店を手伝ったのがきっかけだったという。以来、「20年も追っている」と笑う。自ら一眼レフを下げてひこにゃんを撮りに出かけ、Xとインスタグラムには7年半、毎日、投稿を続けてきた。

 ひこにゃんグッズを中心に御城印帳や戦国グッズなどの約900点のうち100点以上が同店でしか買えないオリジナル商品。企画・デザインは新村さん自ら手がけ、特に力を入れるのが実写のひこにゃんを使ったグッズ。足のしわやかぶとまで実物に似せたぬいぐるみ(6,000円)は開発に8カ月をかけ、すぐに売り切れた。今後は月1回ほどのペースで新商品を出したいという。

 新店舗の看板も新村さんがデザインした。フォロワーに人気のハートのポーズと、初期のひこにゃんのポーズを使った。今後は、ひこにゃんの登場を待つ間に休める場所が欲しいという声に応え、コーヒーやジュースを提供して休憩できるスペースを設ける構想もある。

 新村さんは「ひこにゃんグッズを探している方は寄ってもらえれば。グッズを見るだけではなく、お話しして、楽しんで帰っていただけたら」と呼びかける。

 営業時間は9時~17時30分(土曜・日曜・祝日は18時まで)。

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