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彦根のラーメン店「ぽん多」が復活 昭和の屋台スタイルで先代の味を継承

店を切り盛りする(左から)女将の籔田智子さんと店主の島田忠彦さん=ぽん多

店を切り盛りする(左から)女将の籔田智子さんと店主の島田忠彦さん=ぽん多

 ラーメン店「ぽん多」(彦根市小泉町)が4月8日にリニューアルオープンした。店主の島田忠彦さんと女将(おかみ)の籔田智子さんが切り盛りする。

あっさり彦根クラシック(850円)=ぽん多

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 ルーツは1975(昭和50)年、島田さんの父が彦根駅前で営んでいたラーメン屋台。2002(平成14)年に現在の場所に店舗を構え、2024年に休業した。約1年半の休業期間を経て、長男の島田さんが店を引き継ぎ、今回、リニューアルオープンした。当日は、先代からの常連客が数多く駆け付け、復活を喜んだ。

 焼き肉店で約20年研さんを積んできた島田さん。「いつかは自分がこの店を継ごうと決めていた」という。

 店内は、先代から続く「トタンでできた昭和の屋台スタイル」。ミネラルウオーターで作った氷をアイスピックで砕き、飲み物を提供するのが先代からのこだわり。「溶けにくく、飲み物の味も、よりおいしく感じる」と島田さんは話す。

 麺は自家製麺。国産小麦100%を使い、30玉分を打つのに約4時間を費やす。先代の和風だしをベースにしたスープに自家製麺を合わせた「あっさり彦根クラシック」(850円)のほか、「コク旨とんこつしょうゆ」(900円)、「激辛ぽん多ブレンド」(980円)も用意する。

 焼き肉店の経験を生かした「ホルモン串」は、関東直送の国産豚の希少部位を「甘味と辛味が絶妙」だという特製タレで提供。かしら(コメカミ)やてっぽう(直腸)などの珍しい部位も用意する。魚介だしを利かせ、原宮喜本店(原町)の天然醸造「かくみや醤油(しょうゆ)」を使った「おでん」も用意。いずれも事前予約でテイクアウトにも対応する。

 籔田さんは「お客さまを喜ばせたい、驚かせたいという思いがあるエンターテインメントな店。先代の歴史を受け継ぎながらも、自分の味を生かしている」と話す。

 島田さんは「国産の食材にこだわり、せっかくの外食を楽しんでもらいたいとの思いで工夫を重ねている。ほかの店が閉まった後でも、ゆっくりくつろいでもらえれば」と呼びかけ、先代から続く深夜営業スタイルを貫く。

 営業時間は18時~翌2時。水曜定休。

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