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彦根・小泉町の戸賀川にこいのぼり350匹 地域住民有志らが掲揚

小泉町にある鯉のぼり

小泉町にある鯉のぼり

 彦根市小泉町を流れる戸賀川(とががわ)に現在、色鮮やかな「こいのぼり」が飾られ、訪れる人を楽しませている。

鯉のぼりを飾る町民有志

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 地域住民の有志で結成された「ホタルの棲(す)める川づくりホタルの会」が毎年、この時季に飾り付けているもので、「川」に関心を持ってもらおうと20年ほど前に始まった。約50メートルにわたって川の上を泳いでいるこいのぼりは約350匹。こいのぼりは新しく購入したもののほか、「使わなくなったこいのぼりはありませんか」と町内で呼びかけ、近隣住民から寄贈してもらったこいのぼりも活用している。全てのこいのぼりをロープに飾り付けるには、およそ3時間~4時間ほどを要するという。

 同会は、2カ月ごとに川の清掃活動を行い、藻や草の除去、アジサイの植栽など、川を美しく整備している。整備された同河川では、カモが泳ぎ、梅花藻(ばいかも)の花が咲くなどしている。

 会員で町内に住む永井圭一郎さんは「かつて川は町内の遊び場だった。魚を捕って遊んでいた」と振り返る。近くに駅ができ、大きな道路も整備されるなど川周辺の様子は一変したが、同会は「川の大事さを知ってほしい」と、子どもたちへ語り継ぐ活動を行う。近隣の学校で会の活動について話すほか、近くの保育園の子どもたちがこいのぼりを見に訪れるという。子どもたちの門出を祝う思いを込め、こいのぼりは入学式の日までには飾り付けている。

 会員の赤井康彦さんは「コイが水面に落ちて泳いでしまうこともあるが、そうしたときは会員で協力してロープを張り替えるなどして保全している」と話す。

 掲出は「こどもの日」の5月5日まで。

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