彦根銀座商店街の魅力を再発見してもらうことを目的とした「もったいないフェス」が5月16日、彦根銀座商店街で開催される。
主催は、県内でプラスチックごみ削減や環境学習を通じ、循環型の地域づくりの実践・研究に取り組む「しがローカルSDGs研究会」。これまで同フェスを大津市や長浜市でも開催してきた。従来はマルシェなどが中心だったが、今回は「知らないともったいない商店街の良さを発信する」ことを目的に開く。
メイン会場は、2021年まで旧滋賀銀行彦根支店として使われていた建物。当日は、彦根とその周辺で製造された地酒や制作された本の販売をはじめ、規格外などで「もったいない」状態になった地元野菜も販売する。子ども服や制服のリユース活動に取り組む「カエコト」の出張コーナーも設ける。
昭和30~40年代、平成初期に撮影された彦根銀座商店街の写真展も開催。同じアングルで撮った現在の写真を並べ、今と昔を見比べられるようにする。商店街の各店舗を巡るスタンプラリーやまち歩きも予定する。
実行委員会代表の薩摩かなえさんは、商店街から離れた場所に住みながらも、幼い頃は何度も銀座商店街を訪れてきた思い出があるという。「自転車で友達とゑびす講(彦根銀座商店街の催し)に遊びに行って、広島焼きを食べたりした」と振り返る。今でも建物の中に路地が走る風景などに面白さを感じているという。「商店街には、知られずに古くなっていくのはもったいないような、いい場所がたくさんある。商店街の過去から未来を知ってもらいたい」と話す。
薩摩さんは「(商店街の)『そうしたいいところを守っていけたらいいな』と感じてもらえれば」と期待を込める。
開催時間は11時~15時。車で来場する場合は、平和堂彦根銀座店の駐車場が利用できる。