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彦根・善利組足軽組屋敷エリアでマルシェイベント「足軽ちっちゃ市」  

「あしがるノイエ」外観

「あしがるノイエ」外観

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 マルシェ「足軽ちっちゃ市」が4月22日・23日、善利組足軽組屋敷エリアにあるコミュニティースペース「あしがるノイエ」(彦根市芹橋2)で開催される。主催はNPO法人「善利組(せりぐみ)まちづくりネット」。

「あしがるノイエ」店内の様子

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 足軽屋敷が多く残る彦根市芹橋2丁目に位置する「あしがるノイエ」。明治時代の古民家を改修した建物で、「歴史ある街並みを生かし、空き家を活用することで街の活性化を目指し」、有志らが2020年、「善利組(せりぐみ)R12」としてオープンした。その後、現在の名称に改称。レンタルスペース「せりぐみサロン」とハンドメードの工房兼ショップ、レンタルキッチンスペースから成る「風midori」を設ける。ハンドメード作品を販売するほか、ワークショップやレンタルキッチンでのカフェを開き、地域の人が集うスペースを運営している。

 マルシェは、同店の運営に携わる人やゲストに「日々の感謝の気持ちを伝えたい」という思いで開くという。屋外スペースでは手作りのフードやドリンクを提供するテントが出店。おにぎりやスイーツ、パンなどが並ぶ。屋内の「せりぐみサロン」ではハンドメード作家の物販のほか、アロマワックス小物やアクセサリー作りなどのワークショップやハンドトリートメントなどが体験できる。

 当日は常設のショップも営業し、マルシェ限定で「風midori喫茶」を開店。手作りの「干し柿」をトッピングした「干し柿プリン」やドリンクを用意。風midoriの店の一つ「編集室さんかく」店主・上川七菜さんの出身地「山形」の郷土料理「芋煮」も提供する。

 上川さんは「ここは優しくて、温かい場所。いろいろな方が携わってくださり運営している。ワークショップや作家さんの作品を通して手作りの楽しさをシェアし、自分もやってみたかったことに挑戦するきっかけにもなることもある。一人でも多くの方に遊びに来てもらい楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~15時。イベント用駐車場の準備がないため公共交通機関での来場か周辺コインパーキングの利用を呼びかける。

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