たこ焼き店「にんにん亭」(多賀町富之尾)が4月29日、多賀町の大滝地区にオープンした。
店を営むのは、近くの大滝小学校で2024年まで校長を務めた藤谷忍さん。藤谷さんは教員退職後、キャンピングカーを購入し、山奥でまちおこしに取り組む場所などを巡って全国を旅したという。自分も生まれ育った大滝地区で、人と人がつながる場をつくり、地域を活気づけようと、幼い頃からの夢だった「たこ焼き店の開店」を決意した。
教員時代、担任クラスの子どもたちに「先生の夢は?」と聞かれた藤谷さんは、「たこ焼き屋になりたい」という夢を幼い頃に抱いていたことを思い出したという。「その夢を子どもたちに話すと、店の名前を考えてくれた」と振り返る。その名前が「にんにん亭」。今回、その名をそのまま使った。開店後は店名を聞いた卒業生が食べに来てくれることもあり、「わざわざ休みを取って来てくれる」と笑顔で話す。
店舗は、実習で訪れた滋賀県立大学の学生や知人らが手伝って建てた。思うように進まないこともあったが、開店初日には店に入りきらないほどの祝いの花が届き、多くの人が喜んでくれたという。「この地域に住んでいる人にアクションを起こしていけば何か変わるかも」と藤谷さんは意気込む。
メニューは、たこ焼きのほか、ウインナー・コンニャク・梅干しなどが入った「にんにん焼き」を用意する。価格は8個入り300円~。店内飲食とテイクアウトに対応する。
営業時間は、10時~13時、15時~18時(土曜は15時~18時)。生地がなくなり次第終了。日曜・祝日定休。