火の神様、かまどの神様を祭る荒神山神社(彦根市清崎町)に6月11日、かまどをモチーフにした大型の絵馬掛けが奉納された。参拝者が願い事を書いた絵馬を掛けたり、おみくじを結び付けたりできる。
絵馬掛けは縦208センチ×横220センチの木製の平面型。奥山文昭宮司とデザインを考えた神社の世話会役員の西川清一さんが奉納した。火とかまどを守る神として古くから信仰を集めてきた神社の特徴を、参拝者に一目で分かりやすく伝えようと、昔ながらのかまどの姿を模した形状に仕上げた。
奉納後、奥山宮司は「絵馬掛けが神社の新しいシンボルとなってほしい。かまどの神様を祭っていることを多くの人たちに知ってもらえるきっかけにもなれば」と期待を寄せた。
荒神山神社では今月29日・30日、半年間の罪やけがれをはらい、残る半年の無病息災を祈る恒例の「水無月祭」を執り行う。両日、荒神山山頂の拝殿前と山麓の遥拝殿(ようはいでん)にススキで編んだ茅(ち)の輪を設置し、参拝者は茅の輪をくぐって心身を清める。
29日は10時~19時、30日は9時30分~15時30分、山頂の神楽殿で子ども神楽祈とうを行う。幼児を連れた家族が巫女(みこ)による代々神楽の舞を受けると、将来火災などの災難から守られると伝えられている。29日の16時~21時は山麓の参道に露店が並ぶ。山頂境内では「水無月ういろう」も販売する。