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彦根・銀座商店街にレトロ喫茶「あざらし」 ジャズ喫茶跡に新たな憩いの場

店主の川森江美さん

店主の川森江美さん

 銀座商店街2階に喫茶店「喫茶あざらし」がオープンして、6月25日で2カ月がたった。

店内の様子=喫茶あざらし

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 かつてジャズ喫茶「チャップリン」だった場所に喫茶店としてオープンした同店。レトロな雰囲気の店内には、「チャップリン」時代のランプやステンドグラス、ステージが残る。壁には当時ライブを行ったアーティストのサインも。ソファ席2卓とテーブル席4卓を用意。商店街の路地から2階へ上がると懐かしい雰囲気が広がり、店内には長年のファンだという忌野清志郎さんの音源が流れる。

 店主の川森江美さんは4人の子育て中。「自分が年を取っても働ける場所をつくりたい」という思いから喫茶店を選んだ。当初は大正ロマンな雰囲気を想定していたというが、「かしこまった雰囲気よりも自分が楽しく過ごせる空間がいいと思い、路線を変更した」と川森さん。手描きのイラストやメニュー表を自ら制作し、メニューも大きめのサイズにしたり、ストーリーを付けたりと、自分が楽しいと感じられるものを考えて提供しているという。

 メニューはサイホンコーヒー(550円)やクリームソーダ(650円)をはじめとした「喫茶店らしい」ラインアップ。ソーダの中のサメ型グミがクリームの上の「あざらし君」に迫るさまを表現したクリームソーダパフェ「あざらし君にげて!」(980円)など遊び心あるパフェや大きめのトーストなどを付けた日替わりモーニング(650円)、カツカレー(1,000円)などの軽食も用意する。

 「あざらし」の店名は小学4年生の長女が名付けたという。「家族みんなが好きなアザラシから」と川森さんは笑う。2歳の三女が店で過ごすこともあり、子ども連れの来店も歓迎する。

 開店に当たっては昔の銀座商店街を知る人たちからいろいろな話を聞いたという川森さん。今も年配の地元客が訪れる度に、昔の彦根について教えてもらうことがある。「そういう昔の話も語り継いでいきたい」と川森さん。「ゆったりとした時間が過ごせる場所にしたい。気軽にお越しいただければ」と呼びかける。

 営業時間は10時~15時。火曜・金曜定休。

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