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彦根・荒神山公園でチャリティーロックフェス「セーブ・ザ・バースデー」

「Save the Birthday」昨年の様子(撮影=ツジタシンヤ)

「Save the Birthday」昨年の様子(撮影=ツジタシンヤ)

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 入場無料のチャリティーロックフェス「Save the Birthday(セーブ・ザ・バースデー)2023」が9月3日、彦根市荒神山公園運動施設(彦根市日夏町)で開催される。会場は多目的グランド内の野外特設ステージ。

「Save the Birthday」昨年のチャリティブースの様子(撮影=ツジタシンヤ)

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 震災などの自然災害で苦境に立たされた子どもたちの支援を目的に、2010(平成22)年に初めて開催した同フェス。今回で12回目となる。各地の大型フェスに出演しているアーティストや、県内の大学・高校軽音部など総勢25組が出演する。

 ステージは、県内外問わず、全国的に活動するアーティスト9組が出演する「メインステージ」、彦根の楽器店「Tied Music」がステージ制作を行い、主に滋賀県出身で全国的に活動しているアーティスト8組が出演する「俺たちのステージ」、学生が主体となり作り上げ、彦根・長浜市内の大学、高校の軽音楽部が出演する「俺たちのステージZ」の3ステージを展開。「メインステージ」「俺たちのステージ」では、彦根市出身のバンドがトリを務める。

 会場内のチャリティーブースに募金箱を設置。寄付金は、震災などの自然災害で被災し、苦境に立たされた各地の子どもたちを支援する基金や団体、滋賀県応援寄付(児童虐待防止活動、子育て支援等)へ寄付する。2010(平成22)年~2022年で集まったチャリティー募金の総額は292万1,108円。3年ぶりに開催した昨年は約2000人の来場者があり、50万7,312円が集まった。

 会場内には飲食ブース約15店のほか、アパレルブースも出店する。

 実行委員長の田井中孝治さんは「セーブ・ザ・バースデーを入場無料で開催できるのは、決して当たり前のことではなく、スポンサー企業、クラウドファンディングの支援者、ボランティアスタッフ、出演アーティストの皆さんの思いが集まって開ける奇跡のチャリティーフェスだと自負している。『誰かの、何かを始めるきっかけになるフェス』を目指し続けている。参加者の皆さまには、なぜ無料で開催できるのか? 自分にできることは何か? を考えてもらい、自らの意志でアクションを起こしてもらえれば。チャリティー募金にぜひ、協力いただければ」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~18時(9時開場)。入場無料(募金のみ)。小雨決行、荒天中止。無料駐車場、JR河瀬駅からの無料シャトルバスあり。

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