厳しい暑さが続く中、彦根市本町の夢京橋キャッスルロードで夏恒例の「打ち水」が7月24日から始まった。初日の打ち初め式には彦根市のキャラクター・ひこにゃんも応援に駆け付け、浴衣姿の商店主や地元の子どもたちと共に涼を呼び込んだ。
打ち水は、水が蒸発する際の気化熱によって周囲の温度を下げる昔ながらの暑さ対策で、周囲の気温を約2度下げる効果があるとされる。彦根夢京橋商店街振興組合では環境に優しく、風情も感じられる取り組みとして毎年この時期に実施している。
今年の打ち初め式の会場となった宗安寺前では、彦根夢京橋商店街振興組合の藤田武史理事長が「暑い日が続いていますが、キャッスルロードを訪れたみなさんに少しでも涼しく感じてもらえればうれしい」とあいさつ。
その後、浴衣姿の藤田理事長や商店主、地元の子どもたち約10人が、ひこにゃんと一緒におけに入れた水を石畳へまいた。勢いよく水が広がると、路面からは涼しげな風情が漂い、見学していた観光客らからは「涼しそう」といった歓声が上がり、写真を撮る姿も多く見られた。今年も8月末まで、各店舗が朝夕に店先で打ち水を行い、訪れる人たちを涼やかにもてなす。
打ち初め式終了後には、8月1日に夢京橋キャッスルロードで開催される彦根ゆかたまつりへの助成金の贈呈式も行われた。明治安田生命保険が祭りを支援し、抽選会で来場者に贈る賞品の目録を藤田理事長へ手渡した。
彦根ゆかたまつりでは、浴衣姿で楽しめる催しや抽選会などが予定されており、商店街では打ち水と併せて夏の風物詩を盛り上げる。