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彦根のオイスターバー「ジラソーレ」 テイクアウトメニューにパスタ5種追加

「ジラソーレ」店主の小島匠一さん

「ジラソーレ」店主の小島匠一さん

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 彦根の四番町スクエアにある「全国のカキと地産地消のスペイン料理レストラン オイスター&スパニッシュイタリアン ジラソーレ」(彦根市本町1)が1月19日、新たに真空パックしたパスタ5種のテイクアウト販売を始めた。

店舗外観=ジラソーレ

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 日本全国の生ガキや、地元食材を利用したスペイン料理の提供をする同店。店主の小島匠一さんは、2020年の緊急事態宣言下で店を開けられないときに参加したテイクアウトイベントの経験を踏まえ、自らホームページを作りテイクアウト販売を始めた。

 小島さんは「緊急事態宣言の時に、テイクアウト用にいろいろ試してみた。少しずつリピーターも増え、お客さまの声を受け、自宅でも店の味を楽しめるように新しい販路としてテイクアウトやネット販売のメニューに工夫を凝らしてきた」と話す。

 今回追加した新メニューは5種類のパスタ。小島さんは「普通にゆでてテイクアウト用にした時もあったが、どうしても麺がのびてしまい味が落ちてしまった。生麺をゆでずに真空パックにして提供すれば、手間はかかっても店で食べるような食感と味を楽しんでもらえる。1種類のパスタのみ試験的に提供してみて、今回思い切って種類を増やした」と自信を見せる。ソースは店で提供するのと同じように注文を受けてから作り、麺はゆでず、ソースと別々に真空パックする。購入後は、麺をゆでフライパンなどでソースに絡めて調理する。

 追加したパスタは、「キノコとトリュフクリームのパッパルデッレ 生パスタ」(1,500円)、「牛ラグーとポルチーニ茸のクリーム 生パスタ」(1,400円)、「魚介のトマトソース ペスカトーレ 生パスタ」(1,700円)、「小海老(えび)とキノコのチーズクリーム ほうれん草を練り込んだタリアテッレ 生パスタ」(1,000円)、「スペイン産真ダコのブッタネスカトマトソース イカスミを練り込んだタリオリーニ」(1,300円)。

 小島さんは「店内で作り、しっかりと真空にするので味や麺の食感が落ちない。保存期間も冷蔵だと2日、冷凍だと1カ月持つ。ゆでるなど調理の手間はかかるが、その分おいしく食べてもらえる。さまざまな理由で、店に来られなかったり、ゆっくりと店で食べられない方でも店の味を楽しんでほしい。パーティーなどにも利用してもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は、ランチタイム=12時~15時、ディナー=18時~22時。日曜定休。パスタの店頭受け取りの注文は前日まで、電話かLINEの公式アカウントで受け付ける。

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