彦根商工会議所（彦根市中央町）で2月6日、複数事業者による「新商品・新サービス合同記者発表会」が初めて行われた。

第2部の会場の様子＝彦根商工会議所合同記者会見

　合同記者発表は、会員の経営力強化に向けた伴走型支援の一環として同会議所が昨年11月から4回にわたり行うプロジェクトの一環。コロナ禍でも自社の強みや技術などを生かし、新商品や新サービスを打ち出す事業所の経営力・販促力強化を目的に企画した。

　当日は市内の事業者6社が参加。講師に広報・販促コンサルタントの大谷芳弘さんを迎え、講義やグループワークを通じ、報道資料の作り方や、訴求方法、広報の手順なども学んだ。

　第1部では1社約7分の制限時間内で、事前に準備したパネルや実際の商品を使って報道関係者に新商品（サービス）のプレゼンテーションを行った。続く第2部では、それぞれのブースで試食などを交え自社商品をアピール。インタビューに応える事業者の姿も見られた。

　同会議所担当の安賀健史さんは「この日を迎えるに当たり、皆さんそれぞれがしっかり勉強して準備した。頭の中にあった考えを形にして伝える方法を学べて良かったのでは。今後もこうしたセミナーを開き、事業所のPR力や販促力を上げていきたい」と話す。

　当日の模様は同会議所のユーチューブ・チャンネルで配信する。