カロム大会「SHOKO CUP(ショーコーカップ)」が5月23日、勝光寺(愛荘町沓掛)で開催された。主催はNPO法人「あそびが寺」。今回で3回目となる同イベントには、小学1年生~70代の約40人が参加した。
当日の様子。セカイコ(愛荘町)に滞在する外国人も参加した=ショーコーカップ
全国に約7万ある寺院のうち約2万寺が無住職寺院とされており、地域コミュニティーの担い手として機能してきた寺の空洞化が課題となっている。同NPOは勝光寺を「子どもの居場所」として開放し、地域のつながりをつくる活動を続けている。
カロムは、指でストライカー(手玉)を弾いてこまをポケットに落とす、おはじきとビリヤードを組み合わせたようなボードゲームで、彦根を中心とした湖東エリアで地域に根づいてきた遊び。当日はルールを少しやさしくアレンジし、トーナメント制で競った。ゲーム参加者の声やゲームに参加しないメンバーからの声援も響き、会場全体が盛り上がった。勝ち進むにつれて真剣さが増し、狙いをじっくりと見定めながら体を斜めにしてこまをはじく姿も見られた。
初めて同寺を訪れた愛知川東小学校4年の男児は「勝った瞬間、めちゃくちゃうれしかった」と声を弾ませた。世界各国からの外国人が滞在し、地域との交流を大切にするコミュニティースペース「SekaiCo(セカイコ)」(愛荘町内)に滞在中の外国人3人も参加。ウルグアイ出身のヘレミアスさんは「カロムは分かりやすいゲームで、とても楽しかった。言葉がなくても交流できていい」と話していた。
当日は、カロムの普及活動を行う日本カロム協会のメンバーも参加。参加者からは「さすが」「強い」などの声が上がった。
同NPO代表理事の綿谷駒太郎さんは「回を重ねるごとに参加人数が増え、顔ぶれも新しくなってきた。カロムを通して交流が深まることを実感している。これからも続けていければ」と話す。