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彦根梨「豊水」が出荷最盛期 「例年より大きく甘い」53万個収穫

彦根梨生産組合の吉田勝組合長

彦根梨生産組合の吉田勝組合長

 彦根市の特産品の「彦根梨」の販売が今年も盛況を迎えており、JA東びわこの直売所では連日、旬の梨を買い求める客が列をつくっている。石寺町の果樹園では生産者たちが大きく実った梨を一つずつ丁寧に収穫している。

直売所の様子

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 彦根梨生産組合の農家17戸が石寺町の曽根沼干拓地の計約11ヘクタールで、「筑水」「なつしずく」「幸水」「豊水」「あきづき」の5品種を栽培している。8月上旬に筑水となつしずくの収穫が始まり、中旬からは「細かな肉質と上品な甘み」が特徴の幸水を販売。8月下旬からは大玉でジューシーな果汁が特徴の人気品種・豊水の出荷が始まっている。

 今年は日照時間が長く、生育は順調。例年に比べて甘みが強く、昨年より豊作となる見込みだという。組合全体で約53万個の収穫を予定している。

 収穫は各農家が早朝から行い、湖岸沿いにある石寺町の果樹工房へ運び込む。農家やパート職員らが一つずつ手に取って傷の有無などを確認し、選果機を使って糖度や熟度を選別。その後、袋詰めして出荷する。

 一方、生産コストの上昇や梨を入れる袋など資材価格の高騰を受け、今年の販売価格は1袋税込み1,500円となっている。

 農家のうち、彦根梨生産組合の吉田勝組合長は約6000平方メートルの果樹園で4種類の彦根梨を栽培している。枝に実った梨を見極めながら、傷を付けないよう一つずつ手に取り、かごに入れて収穫している。吉田さんは「太陽によく当たって、大きく育っている。いつもより甘くも感じる」と話す。

 豊水の出荷は9月中旬ごろまで続く予定。その後、大玉で甘みの強い「あきづき」の販売も始まる見通し。

 彦根梨は、彦根市と愛荘町にある3カ所のJA東びわこ直売所のほか、市内の平和堂各店、市外の一部道の駅などでも販売されている。今年から、「果樹工房」の隣の建物で9月16日まで、デジタル整理券による予約販売も行っている。

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