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彦根の自転車店が「ひこにゃん×ビワイチ」ステッカー 10周年記念で

「侍サイクル」店主の目片貞明さん、雅絵さん夫婦

「侍サイクル」店主の目片貞明さん、雅絵さん夫婦

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 彦根の中央商店街にある自転車店「侍サイクル」(彦根市中央町)が11月3日の「ビワイチの日」を前に、「ひこにゃん×ビワイチ」オリジナルステッカーの販売を始めた。

ひこにゃん「ステッカーセット」と「一筆箋」=「侍サイクル」10周年記念グッズ販売

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 スポーツ自転車やシティサイクル(ママチャリ)の販売、修理、カスタムを行う同店。「日本一の初心者歓迎店」をモットーに、訪れた客の話を聞き、最適な自転車やカスタム方法を提案するという。店内には競技用の自転車のほか、日常で使える自転車をメインに扱い、折り畳み自転車の品ぞろえにも力を入れているという。「自転車が大好き」という店主の目片貞明さんは「自分の趣味に自転車をプラスするような、生活の一部になるような、愛着の湧く自転車を選ぶ手伝いができるよう心がけている」と話す。

 目片さんは2011(平成23) 年、「地域おこし協力隊」として彦根に着任、移住。協力隊の任期終了後は子どもの頃から大好きだった自転車に携わる仕事を続け、2013年10月4日に同店をオープン。夫婦で店を切り盛りし、今年10月4日で10周年を迎えた。

 「今までも周年ごとに記念品を作り販売してきたが、今回は10年の節目なので、自転車グッズではなく少し変わったものを作りたいと思った。大好きな『自転車』と『ビワイチ』と『ひこにゃん』をかけ合わせてオリジナルステッカーにした」と目片さん。ひこにゃんとのコラボ商品を手がけるのは同店では初めて。

 用意したグッズは、「ステッカーセット」(1,100円)と「一筆箋」(550円)。一筆箋は、彦根城、ひこにゃん、自転車が描かれている。ステッカーセットは、滋賀県内各地を自転車で巡り、ビワイチを楽しむひこにゃんの様子が描かれているステッカーと、琵琶湖が描かれた台紙をセットにしたもの。ステッカーでひこにゃんが巡っている場所は、ビワイチのお薦めスポット。台紙に、実際にビワイチなどで立ち寄ったスポットのステッカーを貼ったり、コメントを書き込めたりできる。

 目片さんは「イラストの制作にはいろいろと手間がかかることも多かったが、自転車とひこにゃんをモチーフにしたものはあまり見たことがなく、完成品を見てとてもいいものができたと思った。ひこにゃんファンの方やビワイチライダーなど、多くの人の手に渡り、それぞれの思い出の一つになれば」と話す。

 営業時間は11時~20時。水曜・木曜定休。ステッカーセット、一筆箋はオンラインでも販売する。3月末まで。

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