彦根城の築城420年を来年に控え、「彦根城歴史絵巻」が9月20日~22日、金亀公園(彦根市金亀町)で開催された。
世界遺産登録に向けて国内推薦されることになった彦根城の420年を前に、機運を醸成しようと彦根観光協会が主催した同イベント。ステージには、高校吹奏楽部や和太鼓チーム、キッズダンスが出演したほか、世界遺産登録に向けた取り組みの展示も行った。市内でマルシェを開いている「三九三九ひこねマルシェ」が協力し、キッチンカーやアクセサリー、グッズの店などが並んだ。
観光交流企画室TACは「戦国カロム」を設置。戦国カロムは、西軍と東軍の家紋が描かれた駒を使い、敵方の駒を入れていくルールで、彦根市とその周辺で遊ばれている一般的なカロムと遊び方が異なる。多くの人が足を止め、いつもと少し違うカロムを楽しんでいた。
会場内には、彦根城藩主を代々務めた井伊家の甲冑(かっちゅう)「井伊の赤備え」を体験できるコーナも用意。大阪市から訪れて甲冑を体験した中学2年の林采佳さんは、15キロある重さに驚き、「これで戦っていたんだと思うとすごい」と話した。
20日のステージパフォーマンスでは、名古屋市を中心に、編みがさをかぶった侍姿でサックスを演奏して活動する「サックス侍」が登場。落ち着いた音色が会場に響き、多くの来場者が聞き入っていた。