「多文化共生の小さなフェスティバル・あみフェス」が9月23日、ハーティーセンター秦荘(愛荘町安孫子)で開かれる。地域に暮らす外国人住民と日本人が、支援する側・される側という関係を超えて、映画や音楽、食を通じて出会う一日にする。
主催は、サンタナ学園を支援するNPO法人コレジオサンタナと、柳田リーブス安代さんが主宰する団体ミートバイチャンス。
柳田さんは、外国にルーツを持つ子どもたちや外国人住民の支援を続けている。滋賀県内では31人に1人が外国籍だといい、こうした実態から、地域に暮らす外国人と住民が楽しい時間を共有することでお互いを知るきっかけをつくりたいと企画した。
中ホールでは、映画上映と音楽ライブを行う(有料)。上映するのは「イマジナリーライン」。在留資格のない親友が、規則違反をきっかけに入管施設に収容されてしまう。その親友を助けようと奔走する女性の姿を、入管の実情への取材を重ねて描いた作品。上映後には、河かおるさん(滋賀県立大学教員)、柳田さん、沢田匠さん(小学校教諭)によるトークセッションがある。14時30分からは、東京から招く音楽家・寺尾紗穂さんの音楽ライブがある。
屋外には、飲食ブースが出店。ブラジルのシュラスコ、パステル、ガラナ、ペルーのクッキー、ケーキ、インドのカレー、チャイ、ベトナムのフォー、春巻き、コーヒーと、各国の味が並ぶ。ほかにも、多言語の絵本読み聞かせや、普段は有料のゲームパークを無料開放しALTの教師と遊べる企画のほか、サンタナ学園や外国人支援団体の活動紹介も予定する。
柳田さんは「まずは、外国人としゃべってみて、一緒に遊んでみて、一緒に音楽を聞いてみよう、というところから。いろんな国の人たちに会いに来てもらえれば」。おいしいものや楽しい催しを用意して待っています」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。映画・音楽チケットは、大人=5,000円、学生=3,000円。飲食・展示・ゲームパークなどは入場無料(飲食は実費)。イベント収益の一部はサンタナ学園の運営に充てられる。チケットはオンラインのほか、ハーティーセンター秦荘で取り扱う。
JR稲枝駅からの無料送迎バスも運行する(9時45分と10時15分、フェス終了後に2便を予定)。