彦根の徳田医院(彦根市出路町)で10月4日、医療体験イベント「病院祭」が開催される。医療や病院を身近に感じてもらおうと、昨年に続き開催する。
滋賀医科大学の学生を中心に、他大学の学生や高校生を含む50人以上で構成する「びわふぇす実行委員会」が主催し、同院協力の下、病院そのものを会場として開催する。子どもたちや地域住民に医療を体験してもらうことで、病院に抱きがちな心理的なハードルを下げるとともに、「医療従事者を志すきっかけになれば」という思いも込める。
同院副院長で「くわくわ企画」代表の徳田嘉仁さんは「病院はネガティブな印象を持たれがちだが、公民館のように気軽に立ち寄れる場所にしたい。この日は元気な人ほど来てほしい。熱が出て病院に行くかどうか迷ったときに、『遊んだことがある病院』を思い出してもらえたら」と話す。
普段は診察や検査でなければ入れない診察室やレントゲン室、待合室などを使い、遊びながら医療を体験できる企画をそろえる。心臓マッサージのリズムを覚える「CPRディスコ」は、DJがかける毎分100拍のテンポの音楽に合わせて人形の胸を押す体験となる。
持参したぬいぐるみをレントゲン室で撮影できる「レントゲン撮影体験」は、医大生から仕組みの説明を聞いた後、自分でボタンを押して撮影する。ほかにも、白衣・聴診器体験、何を備えるべきかを考えながら作る「防災バッグ作り」、薬学部生が担当する「お薬キーホルダー作り」、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について語り合う「じぶんごとカフェ」なども設ける。会場には救急車やDMATカーの展示も予定する。ほかにも、飲食ブースが出店する。
実行委員会メンバーで滋賀医科大学2年の江南匡駿さんは「医療を体験しながら病院を身近に感じてもらい、何より楽しんでもらえたらうれしい。幅広い世代の方に来ていただければ」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。大学生以下、先着100人にフードチケット500円分を進呈する。