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滋賀大学「滋大祭」四番町スクエアと共同で開催 初めての春開催

滋大祭実行委員長の古谷優輝斗さん=春の「滋大祭」

滋大祭実行委員長の古谷優輝斗さん=春の「滋大祭」

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 滋賀大学の学園祭(春の部)「滋大祭 雲外蒼天」が5月28日、四番町スクエア(彦根市本町1)で開催される。

春の滋大祭が開催される四番町スクエア=春の「滋大祭 雲外蒼天」

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 毎年10月に開催される、滋賀大学の学園祭「滋大祭」。今回、滋大祭実行委員会の「もっと地域の方たちと関わりをもちたい」という願いの下、いつもより開かれた学園祭として、商店街の協力を得て四番町スクエアで開催する。学園祭を大学以外の場所で開催することも、春に開催することも初となる。

 学園祭のテーマは「雲外蒼天」。「どのような試練でも、努力して乗り越えれば快い青空が望める」という意味がある言葉。「新型コロナウイルスの感染(=試練)防止にみんなで取り組み、乗り越えたことで今まで通りの生活を取り戻し、明るく楽しい日々が待っている」今に通じると感じ、今回のテーマにしたという。

 イベントでは、同大生の模擬店や子ども向けのお店やゲームブースを出店。当日開店している商店街の飲食店では、イベント用の特別メニューを準備する。ほかにも滋賀県立大学「湖風祭実行委員会」、長浜バイオ大学「命洸祭実行委員会」主催の模擬店や、雑貨屋や古着屋などのさまざまなショップが出店を予定する。

 メインステージでは、アカペラサークルや軽音部のライブが行われ、ひこにゃんも登場予定。花しょうぶ商店街のキャラクター「しまさこにゃん・いしだみつにゃん・おおたににゃんぶ」、滋賀大学の公認キャラクター「カモンちゃん」たちも会場に遊びに来る。

 実行委員長の古谷優輝斗さんは「新しい生活が始まることの多い『春』に、新入生や地域の方が滋賀大学を知ってもらえる機会になるようなイベントをしたいと思っていた。ご縁があり四番町スクエア様に協力してもらうことが決まり、実行委員みんなで準備している。大学、商店街、地域が盛り上がるきっかけになれば」と笑顔を見せる。

 四番町スクエア協同組合理事長の寺居裕香さんは「商店街と大学祭のコラボの話を学生からいただき、二つ返事でお受けした。今回のコラボで、地域の方々や子どもたちと触れることで、彦根住民の良さ、彦根で育っている子どもたちの成長や育みなどを、学生たちにあらためて感じてもらえれば。卒業後も学生たちがこの地域での移住や在住につながるきっかけになるとうれしい」と期待を込める。「地域の方には、地元には熱心に持続可能な街づくりに貢献する学生がいることを認知していただければ」とも。

 開催時間は9時~17時。参加無料。

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