B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)に参戦する「滋賀レイクス」のプレシーズンゲームが8月30日、プロシードアリーナHIKONE(彦根市小泉町)で行われた。
29日に同会場で行われた福井ブローウィンズ戦は104-90で勝利。昨シーズンBリーグで準優勝した琉球ゴールデンキングスを迎えた30日は93-85で勝利。プレシーズンゲーム2試合を2連勝で終えた。
リーグ戦は滋賀ダイハツアリーナ(大津市)で開催されるため、彦根での試合は昨シーズンのプレシーズンゲーム以来となる。待ち望んだ来場者で会場は熱気に包まれた。30日、指定席は売り切れ、立ち見席も販売。会場には3284人が訪れた。
会場前にはキッチンカーやシュートチャレンジ、エア遊具などが並び、来場者は試合前の時間も楽しんだ。グッズ売り場では、滋賀レイクスのユニホームを着た彦根市のキャラクター「ひこにゃん」とのコラボグッズも販売。ぬいぐるみやキーホルダーなどを買い求める人でにぎわった。
試合は、サイズで琉球に劣る中、滋賀は全員がルーズボールやリバウンドに気迫を見せ、日本人選手も積極的にリバウンドに参加。琉球のオフェンスリバウンドを5本に抑えた。
今シーズン始まるBプレミアでは外国籍選手の出場制限がなくなり、3人の外国籍選手が同時に出場できる。琉球が外国籍選手3人をコートに送り出した時間帯には、西田陽成選手、江原信太朗選手が体を張って相手の外国籍選手を守った。
ザック・オーガスト選手がボールをバックボードに当ててはね返し、自ら空中でキャッチしてアリウープダンクを決める場面もあり、会場を沸かせた。ファウルを受けながら難しいシュートを決め切った西田選手には、会場から「ヨーセイコール」が起こった。ベンチ入りした10人全員が得点し、滋賀が勝利した。
フェルナンド・カレロヘッドコーチは「この週末は私たちにとって有益なものになった。プレシーズン最初の2試合で、自分たちのアイデンティティー、どうプレーしていきたいのかを築き始めることができた」と振り返った。
外国籍選手3人を同時に起用する場面については、「国籍は気にしない。試合に勝つために必要だと思う選手をコートに出すだけ。12人の選手がいて、その中からベストを引き出すだけ。全員が大事な存在」と話した。
キャプテンの野本大智選手は「この2試合、普段試合をしている場所ではない湖北で試合ができたことに感謝している。試合はチームとしての反省も出たが、通用すると感じた部分もあった」と話す。
江原選手は「みんなでプレータイムをシェアしながら、いろいろな組み合わせを試した中で、一人一人が自分のやるべきことや役割を果たして勝つことができた」と振り返った。
須藤タイレル拓選手は「2試合ともしっかりボールを回して、アシストして、全員が点を取ることができた。このままいけば、いいシーズンになる」と手応えを示した。